INTERVIEW

DaizyStripper

取材/文:なるまゆか   公開日:2013.08.14

INTERVIEW > DaizyStripper  (3/4)

―― 作曲者としてのReiさんを風弥さんはどう見てますか?

風弥:Reiの作曲って無駄なことがないというか、必要なセクションを必要な分だけ作ってくるんです。サビメロもシンプルで回りくどくない。いい意味で簡潔でまとまってる。だからその曲でやりたいこと、表現したいことが伝わりやすいんですよ。俺は色々な曲をアレンジしてるっていうのもあって、どんどん難しい方向に持っていきがちなんだけど、Reiの曲を聴くと「あ、そんなに複雑にしなくてもいいんだな」って思える。そういう刺激がいつもありますね。

―― 2回目のとき、ギターズにインタビューをしたら、2人は「風弥が書かないような曲」っていうのを意識して曲を作ってるって言っていたんですけど、Reiさんは作曲のときどういう意識が強いですか?

Rei:うーん、そういう部分もなくはないですけど俺は直感型なんです。思いついたときに書くっていう感じなんで、そのときのテンションが一番で。だから「風弥が書かない曲」とかそういう意識をしちゃうと全然書けなくなっちゃうと思う。例えば、ドライブしてたらそういう雰囲気に合った曲が思い浮かぶし、そういう状況とか思いつきで浮かんだアイディアを形にしてるだけなんです。頭で鳴った音を再現する、それが自分にとってすごく自然な形ですね。

風弥:だからシンプルなんだろうね。やりたいことが明確。

Rei:やりたいことだけを詰めた方が結果的にいいものができるんです。理論的にというか、考えすぎるといいものはできないですね。余計なことは考えずにストレート。それが自分の持ち味なのかなって思いますね。

風弥:一言で言うと、潔い。

―― なるほど。お互いに感じてる絶対的な魅力ってどういうところだと思いますか?

風弥:美しさですね。王子様みたいなところ。Reiは俺の理想像そのものなんですよ。顔、スタイル、キャラクター、プレイスタイル、すべてがベーシストとして理想的。極論ですけど、楽器は練習すれば上手くなるんですよ。でも見た目とかオーラは天性のものだからどうにもならない。だから生まれ持ったReiの素質っていうところに魅力を感じてますね。あとは音楽に対してストイックなところと周りをよく見てるところかな。

Rei:顔が良くて、作曲できて、ドラム叩けて、ピアノ弾けて。そんな人なかなかいないじゃないですか。バンドとしてもリズム隊としても風弥は俺の自慢なんですよ。対バンとかで他のバンドの人に「風弥くんいいね」って言われると自分が褒められたみたいに嬉しい。それに最近「リズム隊が好き」って言ってくれる人が多くて、リズム隊の魅力をわかってくれる人がいるってすごく嬉しいですね。

風弥:そう。リズム隊として褒められるのってすごく嬉しいよね。「デイジーのリズム隊は強いね」って言われると「よし!」って思う。

Rei:思う思う。バンドの土台がしっかりしてるっていうのをちゃんと見てもらえてるのはホント嬉しい。

風弥:バンドはヴォーカルやギタリストが目立つけど、「それを上手く聴こえさせてるのは誰ですか?俺たちだよ」みたいな(笑)。影の支配感ってリズム隊にはあるんですよ。それに気づいてくれるなんて、「お、よく聴いてくれてるね」って思う(笑)。

―― (笑)。それは個人として誉められるよりもベースとドラム、セットで褒められた方が嬉しい?

風弥:そうですね。

―― 今後リズム隊としてはどうなっていきたいですか?

風弥:上手いだけのリズム隊はつまらないから、プレイがすごいとかそういうことじゃなくて、なんていうかな、聴き惚れてしまう、うっとりしてしまうような魅力を持ったリズム隊でいたいんですよね。音にあからさまに出る派手さじゃなくて、実はすごい派手なことしてるんだけど、パッと見では気付かない魅力、そういうのをガンガン出していきたいし、俺たちなら出せると思う。もちろんヴォーカルあってのデイジーだし、そこを立たせるためのリズム隊だから前に出すぎることは絶対ないけど、気付いたときに「こんなすごいことやってたのになんで今まで気付かなかったんだ!」って思わせたら俺らの勝ち(笑)。片足じゃなくて両足をデイジーに突っ込んだときに「リズム隊ヤバい」って思わせたいですね。入ってみないとわからない魅力。

Rei:俺も一緒だな。セッションでデイジーの曲をやってくれる人がいるんですけど、その人たちと俺らの本物のリズム隊を聞き比べると俺らにしか出せないリズム隊の魅力っていうのがわかると思いますね。実は色んなことやってますから。

―― 土台がかっこいいと上に乗っかる音もさらに輝きますからね。

風弥:まだまだやれることもあるし、俺らならさらにかっこよくなれると思ってますよ。あとね、ギターズには負けないって常に思ってます。

Rei:あ、それすごいわかる。ライバルというか、切磋琢磨というか、「ほら、音乗せてみなよ」みたいに思ってる(笑)。

風弥:密かなライバル心だよね。

―― ギターズはギターズで同じこと思ってるかもしれないですね。

Rei:うん、それは思っててほしい。

風弥:でもリズム隊は絶対負けないですけどね(笑)。

―― では、最後の質問です。お互いを色で表すとしたら何色ですか?

風弥:Reiは透明。色じゃないけどクリスタルっていうイメージ。澄んでいて輝いてる。固い、貫通しない、みたいな(笑)。

Rei:風弥はメンバーカラーとしては紫だけど、俺はレインボーだと思ってる。色んな色を持ってるし、所々で違う色を出してくる。あ、カメレオンだな(笑)。曲もそうだし、その場に応じた色に変化できる。カメレオン、いい例えだなぁ(笑)。

前のページ (3/4) 次のページ