INTERVIEW

DaizyStripper

取材/文:なるまゆか   公開日:2013.09.25

DaizyStripper5ヶ月連続リレー対談「2/5 COLORS」
5人のなかから2人をピックアップしてお届けした「2/5 COLORS」も今回が最終回。リレーも一回りして、ラストを飾るのは風弥(Dr.)&夕霧(Vo.)。2人が初めて会ったときの印象や、クリエイターとしてのお互いのこと、じっくりと語ってもらいました。

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5ヶ月連続リレー対談「2/5 COLORS」
風弥(Dr.)×夕霧(Vo.)

―― 1回目のときに、夕霧さんがまゆさんの前のバンドのライヴ後に話しかけたことがDaizyStripperのスタートだったというお話をされていましたが、夕霧さんと風弥さんの最初の出会いもそのとき?

夕霧:うーん、そのときは見かけたっていう程度でしたね。

風弥:話したりもしなかったし、まゆに話しかけてるバンドマンがいるな、くらい。

―― ちゃんと認識したのは?

風弥:そのあとReiが夕霧とバンドを始めるって言ってデモテープを持ってきたんです。それで夕霧の歌声を初めて聴いて、すごくいいなって思ったのが最初ですね。

―― 一番初めは声の印象だったんですね。

風弥:そのあとに詳しく話を聞いて、「あ、あのとき話しかけてた人か」って記憶が一致して。俺はそのバンドを一緒にやるつもりはなかったんだけど、夕霧の声の印象が本当に強くて、一目惚れならぬ一聴惚れみたいな感じで、「俺もこのヴォーカルと一緒にやりたいな」って思ったんです。それでReiに「一緒にやりたい」って言ったんですけど、もうドラムが決まってたからどうにもならなくて。でも諦められないっていうか、一緒にバンドやりたいっていう気持ちがすごく強かったんです。

―― それだけ夕霧さんの声に惹かれた理由って何だったんでしょう?

風弥:前回話したことと被るんですけど、俺の中にそれぞれのパートの理想像があって。Reiが俺の中での理想のベーシストだったのと同じように夕霧は俺が理想とするヴォーカリストだったんです。そのとき俺は俺でバンドメンバーを探してたんですけど、全然見つからなくて。正直もうヴィジュアル系はできないかなって思ってたときだったから余計に夕霧の声が染みついちゃって、絶対一緒にやりたいって思ったんです。今思うとホントに直感でしかないけど、俺の書いた曲は絶対に夕霧の声に合うって自信があったんです。それでReiに頼んで一緒にスタジオに入らせてもらいました。

―― 夕霧さんが風弥さんと初めて話したのはそのとき?

夕霧:初めて話したのはWESTの楽屋じゃないかな。俺とまゆとなおちゃんとReiが一緒にいて、風弥は別に他のバンドのライヴを見に来ていて、楽屋でばったり会ったんです。まゆが「前に一緒にバンドをやってた風弥だよ」って紹介してくれて。そのときはニコニコしてて単純に「いい人だな」って。それでそのあとに一緒にやる予定だったドラムの人がダメになっちゃって、さてどうしようかっていうタイミングでReiが「風弥が一緒にスタジオ入りたいって言ってたよ」って言ってきたんです。まゆもReiも「風弥のドラムいいよ」って薦めるから「じゃあ入ってみよう」ってスタジオに入ったら、これが全然ニコニコしてないんですよ。

風弥:アハハ(笑)。

夕霧:「あれ?WESTで会ったときはあんなにニコニコしてたのに」みたいな(笑)。きっと最初のスタジオだったから緊張してたんでしょうね。なんだろうな、お互いちょっと牽制してたのかも。でも演奏してみたらすぐお互いに「いいね」って。自分が想像していたよりも風弥のドラムが上手かったんです。俺、今もそうなんですけどドラムには結構うるさくて、下手なドラムとは絶対にやりたくなくて。だから下手だったら即断ろうと思ってたんだけど、風弥なら大丈夫だなって思えました。そのあとによくよく話を聞いたら、曲も書けます、音大に行ってたから音楽的な知識もあります、ピアノも弾けます、どんどんオプションが付いてきて(笑)。

―― オプション(笑)。

夕霧:すごい人だったんだな、風弥なら間違いないなって思いましたね。

風弥:バンドを組むときって技術的なこともそうだけど、人間同士の波長って大事だと思うんです。夕霧に会う前、夕霧がメイクした写真を見せてもらっていて、そのときは白コンタクトに濃いメイクで「イカつい感じなのかな」って思ってたんですけど、会って話してみたら前から知ってるみたいな感覚で喋れて、すごく自然な感じだったんです。好きなバンドも同じだったからすぐに意気投合して。

夕霧:俺の風弥の第一印象は真面目。話してても真面目だし、音楽に対する考え方もすごく真面目で。だから最初は「ライヴでどれくらい壊れてくれるんだろう?」って心配だったりもしたんです。ステージでもこんなに真面目だったらちょっとイヤだなって。でもライヴをやってみたらそんな心配を吹き飛ばすような激しいドラミングで安心しました。これからもぶっ壊れたおもしろいドラマーでいてほしいなって思いますね。

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