INTERVIEW

DaizyStripper

取材/文:なるまゆか   公開日:2013.12.11

DaizyStripperの2013年は5ヶ月連続リリース&ワンマンライヴ、そしてO-WEST 6Daysととにかく盛りだくさん。V-SHELFでは今年も彼らの動向を追いかけてきましたが、5人揃ってのインタビューは実に1年3ヶ月振り。 彼らの豊かな表情を見る機会が多かった2013年を振り返りながら、今年の締め括りとも言えるニューシングル「妄想日記」について5人に語ってもらいました。

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5人の色味を強くできた1年

―― 12月に突入したので、今日はまず2013年の活動を振り返ってもらいたいと思っています。今年のデイジーの大きなトピックは5ヶ月連続リリースですね。

風弥: 5ヶ月連続でシングルをリリースできた、その痕跡を残せたことは大きかったと思います。このリリースでデイジーを好きになってくれた人もたくさんいて、DaizyStripperの名前が広まった、やったことに意味があったなって感じてます。

Rei:5ヶ月連続で色々な色を出せた、DaizyStripperとして挑戦ができた、新たな一面を見せることができたと思うんです。衣装も毎回違って、髪の色も違って。「次は何をするんだろう?」ってワクワクさせられたと思うし、色んなバリエーションを出せて、ファンのみんなも楽しんでくれたし、俺らもやっていてすごく楽しかったです。

風弥:1曲1曲違った方向性でデイジーの強みを出したんですけど、5ヶ月連続でファンの子もそれぞれで好みがあるみたいでみんなの感想を聞くのが楽しくて。5曲あったらどれが一番好きかっていう話になるじゃないですか。どれか1曲が突出して人気というわけじゃなくて結構バランス良く5曲それぞれに票が入ったのがすごくおもしろくて。

夕霧:見た目の好みもファンの人によって違って、5パターンそれぞれ同じくらい人気で。5つのヴィジュアルで全く違うDaizyStripperを見せるという連続リリースの目標があって、どれか1つがズバ抜けて人気になって他が霞んでしまったらこの連続リリースに意味はないと思っていたんですよ。だからきちんと5つそれぞれに光が当たってよかったです。すでにコスプレしてくれてる子もいるんですよ。それくらい気に入ってくれたんだなって。嬉しいです。

―― タイトル曲、ヴィジュアル、それにカップリングまですごくバランスの取れた5作品だったと思います。

夕霧:そうですね。カップリング曲って埋もれがちだけど、今回はカップリング曲にもたくさんの感想をもらえて、すごく熱いコメントがたくさんあって、マニアックな挑戦も色々したけどそれも受け入れて楽しんでくれてるみたいなんですよ。両A面みたいに2曲とも大切にしてくれてるのがわかって嬉しかったです。「Derringer」のカップリングの「マネキン」はライヴで必須な曲にまで成長しましたから。

なお:でも、5ヶ月連続でリリースとワンマンがあると、やることも考えることもいっぱいで、もちろんすごく楽しかったけど、やっているうちに楽しいだけじゃなくて自分のなかで葛藤があったりしたんです。でもそういう状況になると僕の中の“負けたくない魂”が燃えてくるんです。凹んでる自分がイヤだし、そんな自分に負けたくないって思うから、自分とのバトルみたいな。

―― 自分との戦いを経て、また大きくなる。デイジーは一歩じゃなくて一気に二歩も三歩も進んでいくバンドですから。

まゆ:そうですね。常に全力で走ってきた結果ですけど、今年はDaizyStripperがどういうバンドなのかを見つめられた1年だったと思います。シングルでも5ヶ月連続のワンマンでも違った表情が見せられたし、6Daysもそれぞれのメンバーがプロデュースして毎日違うライヴをすることができて、自分たちにこれだけの色がある、5人それぞれが持っている世界の違いがハッキリわかったんです。その集大成が「Small Box Disorder」で、小さなライヴハウスで、今までにやったことのない激しいツアーなんですけど、この1年攻めて大暴れした結果が出せてると思うんです。全部が線になって繋がっていることに意味があるし、一歩ずつ着実に成長できてるなって思いますね。

―― O-WEST 6Daysは「EGOIST COLORS」という名の通り、それぞれがやりたいライヴを展開して個性がハッキリ表れた公演でしたが、風弥さんはドラムセットを前に持ってきましたね。

風弥:昔からずっと思ってきた疑問なんですよ。何故ドラムは一番後ろじゃないといけないのかと。だからその疑問を解決しようと思って、ドラムセットを前に置くことを前提にすべての構成を組みました。いつもはドラムの前に立ちはだかっているものが何もない。ファンのみんなの顔をちゃんと見れるし、本当に爽快でした。

Rei:ただ、音の返しは最悪で(苦笑)。いつも後ろから来る音が前から聞こえてくる状況が慣れなさすぎて、音の回りが本当に悪かったから色々試行錯誤しました。でもこの日は「風弥のため」だったからね。

なお:僕らは風弥のやりたいことをサポートする立場。

まゆ:その割にはガンガン前に出てきてたじゃん(笑)。

Rei:下手組は色々たくらんでたからね(笑)。なおちゃんずっと「邪魔してやろう」って言ってたし(笑)。でも後ろに弦楽器隊3人がいて、俺の立ち位置が真ん中で立ち位置的にはヴォーカルの位置だったんですよ。すごくよく見えて。だからドラムの位置って意外といいんじゃないかなって思ったけど。

風弥:立てればね。立ってるのと座ってるのとでは全然違うから。普段俺のことが見えていない子もやっぱりいて、「風弥さんのこと初めてちゃんと見ました」って言われたりもして、広いライヴハウスだと距離があるし、小さいライヴハウスだと埋もれちゃうし、やっぱり見えてなかったんだなって。

なお:僕は、ツアーの移動中とかに聞いてたわけですよ。そういう風弥のドラムストレスを。でも風弥EGOが終わってからはよっぽど楽しかったのかずっと幸せそうな顔をしていて。ライヴ中ももちろんすごく楽しそうだったし、風弥のその顔を見て僕もやってよかったなって思った。

まゆ:ファンの子も音の聞こえ方が絶対違ったと思うし、あれはホントレアだった。

夕霧:バスドラの音圧で穴から出る風も味わえたしね。

風弥:目線の位置がバスドラだったから、最前にいた子はバスドラの音がキツかったかもしれない。

まゆ:俺らは下から音が来るけど、真正面からは厳しいかも。

風弥:でも俺が気持ちよかったからそれでいい(笑)。またいつかやりたいですね。

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