INTERVIEW

ユナイト

取材/文:なるまゆか   公開日:2014.09.17

新メンバーに莎奈(Dr.)を迎え新体制となったユナイト。8月16日には結成当初からの目標でもあった渋谷公会堂公演を成功に収め、新たな目標に向かって進み始めている彼らが、自身初となる両A面シングル「レヴ/ice」を9月17日にリリースする。
ユナイトとしての決意表明ソングである「レヴ」と強烈な遊び心満載の「ice」、ヴィジュアルイメージ含め、二極のユナイトを味わうことができる今作は彼らのリスタートを飾るに相応しい秀逸な1枚だ。

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「始まる、ユナイトの“Rev”olution」

―― 今年のユナイトは本当に色々なことがあったと思うのですが、新メンバーを迎え、渋谷公会堂でのライヴも終えた今、どのような想いがありますか?

:渋谷公会堂はユナイトの結成当初からの目標のひとつでもあったし、俺自身7年前くらいから絶対ワンマンで立ちたいと思っていた場所だったので、念願叶ってワンマンができたことは本当に嬉しかったですね。渋谷公会堂は莎奈くんが加入してこの5人での初めてのライヴだったんですけど、ライヴ中にこの5人での未来が見えたんですよ。俺たちならもっとおもしろいことができる、もっといいバンドになれるって思えた手ごたえのあるライヴで、新しいユナイトとしてのいい滑り出しになりました。

ハク:やっぱりゆきみくんが脱退したことで、この先どうなるのかっていう不安もあったんですけど、莎奈くんが加入して正式に5人になって、5人の新しいユナイトで憧れの渋谷公会堂でワンマンをやって、よりいいバンドにしていくためのヒントがいっぱい見えてきたライヴだったと思います。これから、未来のためにしていかないといけないことが見えてきたライヴでした。ただ、ライヴ中は渋谷公会堂に立っているという実感が全くなかったんですよ。演奏中は無我夢中で、「渋谷公会堂に立てた」と思えたのは最後の曲くらい。すごく楽しくてあっという間の時間でした。

椎名未緒: 初めてのメンバーで音を合わせるときって、最初はなかなか合わなくてだんだん合ってくるんですけど、莎奈くんは合うまでの時間がすごく早かったんです。リハーサルでその早さを感じていたんですけど、その現象がこのライヴ中にも起きたんです。スタジオとライヴ会場は違うからリハーサルで合っていてもやっぱり本番となるとまたゼロから組み上げていかないといけなくて、緊張もするし、最初のうちはどこかふわふわしていたというか、カチッとはまらない部分があって。でもそれがはまった瞬間があったんです。莎奈くんじゃなかったら最後まで合わずに終わっていたかもしれない(笑)。

―― 莎奈さんは感覚を掴むのが早い?

椎名未緒:そうなんです。ホントに早くて今までにない感覚で、これなら速いペースでどんどんライヴが良くなっていく、この5人でのユナイトの音が固まっていくと思いますね。あと、個人的なことですけど、渋谷公会堂は以前イベントで出たときに萎えてしまっていたんですね。「あれ、渋公ってこんなものなのか」と。思っていた景色と違ったというか、たぶんバンドの無力さが原因だと思うんですけど、もっとすごい、特別な場所だと思っていたのが想像と違って。でも、ワンマンで立ってみたらそれまでの景色と180°違って見えたんです。もう掌を返すとはこのことかと(笑)。

―― イベントだと全員が自分たちのファンではないから、やっぱりワンマンとは違いますもんね。

椎名未緒:そうなんですよね。今はまた早く渋谷公会堂でライヴがやりたいです。

―― LiNさんはどうですか?

LiN: 3年って、何事も一区切りというか、3年やってやっと、みたいなところがあるじゃないですか。ユナイトもその3年という壁を越えて、そのタイミングで色々なことがあったけど、この3年は素敵な出会いがたくさんあって、メンバーだけじゃなくて、サポートしてくれるスタッフ、事務所の人もそうだし、デザイナーさんやサポートミュージシャン、信頼できる人たちに出会えた3年間だったと思っているんです。そういう人たちと一緒になった今のユナイトは最強のチームなので、このチームで渋谷公会堂を迎えられてよかったと思いますね。全員が同じ方向を見て、地に足の着いた状態で自信を持って、「ユナイトのサウンドはこれです!」って見せられたライヴでした。そういう自信は伝わると思うんです。ライヴが終わってファンの子たちの顔を見たらすごくいい顔をしていて。自分たちの気持ちが伝わったと思えました。

:最後の曲「Eniver」が終わって余韻に浸ってるときに聞こえてきたファンのみんなの声が今までのどのライヴより大きく感じたんです。それがみんなの答え、返事なのかなって。そこで「伝わった」と思えました。

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