INTERVIEW

LEZARD

取材/文:なるまゆか   公開日:2014.12.19

今年8月、恵比寿リキッドルームでのワンマンライヴを成功させ勢いに乗っているLEZARDが12月24日にニューシングル「テヲクレパンダ」をリリースする。
「テヲクレパンダ」というかわいらしいイメージのタイトルとは裏腹に、強いメッセージが毒気のある言葉でつづられ、スピード感溢れる激しい仕上がりとなった今作。自分たちの持ち味を活かしながら、常にチャレンジしていく彼らの姿勢が見事に反映された一曲だ。

INTERVIEW > LEZARD  (1/3)

「嘘をプライドに」

―― LEZARDの2014年はどんな年でしたか?

公佑:早かったですね。あっという間でした。natsumeに初めて会ったのが一昨日くらいの感覚ですもん。

来夢:それは言いすぎ(笑)。

公佑:でもそれくらいあっという間だった。O-WESTのワンマンが昨日で、リキッドルームのワンマンがついさっきっていうくらい(笑)。でももうO-WESTのワンマンから1年経つんですよね。

―― 結成して最初の目標にしていたのがO-WESTでのワンマンでしたね。

公佑:O-WESTとリキッドルームは、まだLEZARDっていうバンド名が付く前からの目標としていた場所で、そこまでは自分たちでもどういうものになるのか想像ができていたところなんです。でもそこを終えた今、未知の領域に入ってきたと思っているんです。

―― 未知の領域。なるほど。

公佑:去年はバンドが始動してO-WEST公演を発表したり、自分たちの決めたもの、やるべきことをやろうっていうテーマがあったんですけど、今年リキッドルームを終えてからは未知の領域に入って見えない道を歩き出した感じがして、新たな道を開拓していく、そんな気分でした。バンドとして音楽シーンを開拓していく、自分たちの道を自分たちで切り開いていく、そういう1年だったと思います。あと、メンバーに対する信頼度は増したと思いますね。音楽的な部分だけじゃなくて精神的にも頼れるようになりました。

natsume:結成してもうすぐ2年経つんですけど、今年はよりメンバーのことを知ることができた1年でした。来夢は昔から知ってるけど、公佑とTACCはLEZARDになってからの仲で、バンドの成長と共に2人と信頼関係を築いて、ホント今年1年でより2人のことを知ることができました。そのうえで自分がLEZARDでどうあるべきなのか、どういう存在であるべきなのかが見えてきた年だったな、と。2014年は自分にとって変化の年だったと思います。

TACC:今年を振り返ってみると、やっぱりポイントになったのは、これまで会場限定盤だった音源をまとめて「とかげ図鑑」としてリリースしたことと、リキッドルームのワンマンですね。ちょうどその時期に今の事務所との関わりも始まって、環境が変わったんです。そこに至るまで色々悩んで考えて、その決断をして動き出したのが夏頃だったんですけど、これからのLEZARDにとって良い決断ができたと思ってます。

natsume:リキッドルームは俺もポイントだと思います。キャパが大きくなって人が増えて、重みが増したというか、たくさんの人に見せるという責任感を感じましたね。ファンの子を背負ってるじゃないですけど、その重みを感じたのがリキッドルームでした。

来夢:LEZARDっていうバンドはチャレンジをするバンドで、O-WEST、リキッドルーム、来年は赤坂BLITZと、すごいスピードでチャレンジし続けているけど、やっぱりやる前に諦めたり、チャレンジせずに終わるようなダサい人間にはなりたくない。だからチャレンジできた1年だったことに満足してる。今年は嘘をプライドにできた1年だと思ってる。自分の限界って自分が一番知ってるんだよ。でもその限界を「ない」と思い込んで、「まだ行ける」と自分に嘘をついて、自分を誤魔化してやってきて、それが実際に成功できたときにその嘘が自分のプライドに変わった、プライドに変えることができた、そう思う。嘘で終わらせなかった良い1年だった。

―― 確かにチャレンジすることは大事ですね。

来夢:自分の限界を超えたチャレンジをするのがLEZARDで。次の赤坂BLITZも、そのもっと先も、ずっとチャレンジして限界を超えていくバンドでいたいと思ってる。今年は環境が変わったけど、気持ちは結成当時から変わらないね。最初にインタビューしてもらったときと変わってない。自分のやりたいことをやって、常にチャレンジして。ただ、関わる人が増えた分、背中を押してくれる力が強くなったと思う。その力のおかげでより真っ直ぐ進めるようになった。

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