INTERVIEW

Psycho le Cému

取材/文:なるまゆか   公開日:2016.06.10

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「和のコンセプトはしっくり嵌ることが多い」

―― 活動を再開してすでに3つのコンセプト(TOKYO PARALLEL WORLD、TOKYO MYSTERY WORLD、大江戸カラクリWORLD)がお披露目されましたが、今回のこの3つのコンセプトはどのように決まっていったんですか?

Lida:決め方は昔と変わってなくて、DAISHIの一声で決まるな。

DAISHI:それは言いすぎや(笑)。今回はAYAくんのアイディアが多いかな。AYAくんが「TOKYO PARALLEL WORLD」にメッチャこだわりがあったみたいで、AYAくんから出た“TOKYO”“PARALLEL”というところから最初のコンセプトは広がっていきました。

Lida:それを“WORLD”で第二弾、三弾と繋げていったけど、“WORLD”にこだわりすぎてがんじがらめになった(笑)。

DAISHI:個々のキャラクターの決め方も昔と変わってなくて、全体のコンセプトに合わせてそれぞれキャラクターをつけていく感じですね。

―― 「大江戸カラクリWORLD」のLidaさんは、1月の初お披露目でステージに出てきたときのざわめきがすごかったですよね。

Lida:今回は当たりですね。ようやく当たりくじを引きました。

DAISHI:当たりなんか、あれ?

Lida:当たりと思わんとやってられん(笑)。

DAISHI:そうやな。あれはハート強くないとできひんよ(笑)。

Lida:今までこういう立ち位置はseekがやっていたけど、今回は俺もそっちに寄って、seekが獣系だから千手観音になってみました。

DAISHI:楽屋で金塗りしてるのを見て、ちょっとジェラシーは感じるわ(笑)。

Lida:俺はその金塗りしてる自分の姿は見られへんけどな。

DAISHI:長いヴィジュアル系の歴史を見てもおらへんよ、こんなん。今まではキャラクターがわかりづらかったけど、今回はわかりやすいんちゃう?「THE・仏様」やし。

Lida:教祖様とも言われるけどな(笑)。

―― ライヴでのお芝居の影響ですね。

Lida:こないだお台場でインストアイベントをやったときに、ダイバーシティの中をこの衣装のまま移動していて、フードコートのところのエスカレーターに乗っていたら逆方向から来た男の子にすれ違い様に「阿修羅!!」って言われて(笑)。

DAISHI:ちっちゃい男の子が不思議そうな顔していたりして、ちっちゃい子から見たら不思議なんでしょうね。AYAくんとYURAサマのコスプレは見るけど、リーダーのこのコスプレはさすがにないね(笑)。

Lida:いつか現れることを期待してますよ(笑)。

―― 「大江戸旅ガラス」は、曲とコンセプトどちらが先行ですか?

DAISHI:コンセプトが先だったかな。

Lida:まだコンセプトがはっきり決まる前に、誰かが“和”っていう話をしていて、それを俺が盗み聞きして(笑)、元々できていた曲を和っぽくアレンジしたんです。

―― Psycho le Cémuの和モノはハズレなしのイメージです。

Lida:そうですね、和のコンセプトはしっくり嵌ることが多いですね。合ってるのかな。

―― 和に寄せたということですが、元々はどんな曲だったんですか?

Lida:「大江戸旅カラス」はギターががちゃがちゃ鳴ってるようなバンドサウンドだったんです。歌詞は今と同じ数え歌で、イントロの琴の音色とかを足して和テイストにしていったんです。仮タイトルは、「夢風車」に繋がるような「夢吹雪」ってつけてました(笑)。そこからm.c.A・T師匠にプロデュースをしてもらって、また違うエッセンスが加わって良い仕上がりにできたと思います。

DAISHI:m.c.A・Tさんと和の融合がすごく新しい気がしていて。

―― そうですね。あまり和のイメージはないですから。

Lida:デビューのときからお世話になっているから、僕らのいいところも悪いところも熟知していて、僕らのいいところを引き出してくれるんです。

―― 初披露のときもすぐに動けたし、ノリの良い曲ですよね。

DAISHI:でも、不安でしたよ。新曲を1曲目にやるって。

Lida:確かに昔のPsycho le Cémuだったらそうかもしれないけど、今は色々を経てやってるから、俺はそんなに気負いはなかったけどね。

DAISHI:全然歌いこんでなかったから俺はメッチャ不安やった。

Lida:歌い込んどけよ!(笑)

DAISHI:レコーディングとライヴは全然違うから。

Lida:でもあのときはリリース前の初出しやったから間違っても誰も気づけへんで(笑)。

DAISHI:いや、あかんやろ、あの日映像収録入ってたし(笑)。でも緊張したけど、あのときは割と上手く歌えた(笑)。

Lida:自分で言うな(笑)。でも、手紙とかで、ノリやすい曲で、振り付けもあって、楽しいし、懐かしいってファンの子に言われましたね。初披露のときもみんなAYAくんとYURAさまの振りを見ながらみんな真似してくれて。

DAISHI:あのとき誰も俺のこと見てへんからな。新曲で振りがある曲は、AYAくんとYURAサマのことしか見てへん。だから歌に集中できる。

Lida:集中するのはええけど、お前は、その気持ちが顔に出すぎとんねん。絶対伏し目がちになる(笑)。

―― (笑)。でもまあやっぱり新曲の振りを早く覚えたいですからね。

Lida:ホンマにファンの子は振りを覚えるのメッチャ早いですよ。

DAISHI:この曲はイントロよりサビの振りが難しいらしいで。

Lida:俺、どんな振りか知らん。

DAISHI:俺も知らんけど、ファンの子がそう言っててん。YURAサマも振り付けのしかたが上手くなったのか、簡単なものと難しいものをバランスよく入れるようになってんねん。エアロビインストラクターやし。

―― 「BLADE DANCE」(1/23@豊洲PITのライヴで無料配布された新曲)には、エアロビの要素も含まれていますね。

DAISHI:これが結構効くんですよ。足とか筋肉痛になるもん。

Lida:それは日頃運動してないからやろ。

DAISHI:リーダーはDaccoで一緒にやってるからそんなに感じないかもしれへんけど、ホンマにメッチャ効くで。

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