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特集 hide Tribute

取材/文:なるまゆか   公開日:2013.07.05

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『hide TRIBUTE Ⅱ -Visual SPIRITS-』

『hide TRIBUTE Ⅱ -Visual SPIRITS-』に参加しているのは、heidi.、摩天楼オペラGOTCHAROCKA柩 from NIGHTMARESadiedefspiralmachineCELLDaizyStripperDOPPELTHE KIDDIEUNDER CODE PRODUCTION LAST COLLABORATION「D•N•A」Mix Speaker’s,Inc.の13組。

hideの事務所に所属するheidi.がカバーした「TELL ME」は、原曲に忠実ながら疾走感溢れる仕上がりでhideへの敬愛の情を感じられる。
摩天楼オペラの「DICE」はとことんメタルにオペラ色を前面に押し出し唯一無二の個性を発揮。GOTCHAROCKAの「OBLAAT」はスタイリッシュに響くVo.樹威の声と、ビシビシ鳴り響くベースラインが特徴的。
hideへのリスペクトを公言している柩は、「D.O.D.[DRINK OR DIE]」をセレクト。ハイテンポでガチャガチャと遊び心のある「D.O.D.[DRINK OR DIE]」は聴き手をとことん楽しくさせてくれる。続く、Sadieの「ピンク スパイダー」は、トリッキーなギターセンスが光りVo.真緒の声が全体を引き締め、「ピンク スパイダー」の世界観をSadie節で見事に見せた。

TRANSTIC NERVEの頃、『hide TRIBUTE SPIRITS』に参加したdefspiralは同じ楽曲「ever free」を再度カバー。時を経て洗練され研ぎ澄まされた演奏は圧巻の仕上がり。hide with Spread BeaverのメンバーであるKIYOSHIとHAKUEI(PENICILLIN)のユニット、machineの「DOUBT」はHAKUEIの色気たっぷりな声とKIYOSHIのハイクオリティなギターサウンドに飲み込まれた。
ミディアムテンポで柔らかい印象の「HURRY GO ROUND」をゴリッとしたロックサウンドに変貌させたCELL。DaizyStripperは「MISERY」を壮大なバラードに仕上げてきた。ピアノのみで聴かせる前半から、楽器陣が入ってきて一気に曲の世界が広がる後半というドラマティックな曲展開。涙なくして聴くことはできない。

Dolly・密の新プロジェクトDOPPELのカバーした「Beauty & Stupid」はパーカッシヴでリズミカルなギターが特徴的で独特のオーラを放っているし、THE KIDDIEの「DAMAGE」は、普段見せるかわいらしくキャッチーな歌声とは違ったVo.揺紗のダークさが滲み新鮮な印象だ。
UNDER CODE PRODUCTION 所属メンバーで構成されたUNDER CODE PRODUCTION LAST COLLABORATION「D•N•A」がカバーした「Junk Story」。複数の声が重なり合う合唱はここでしか聴くことができないスペシャルな1曲。
ラストを飾る、Mix Speaker’s,Inc.の「50% & 50%」。全編で色々な音色を取り入れ、“モンスターたちの宴”といった様相を見せた秀逸なカバーだ。

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